今回は、トリートメントに使用される薬剤紹介第4弾。
髪質改善ではなく、毛髪再構築?
新たなトリートメント・ナプラのケラリファインを紹介します!
第三のサロントリートメント・ケラリファイン
ナプラのエヌドット ケラリファインシステム。
システムトリートメントとも、酸熱トリートメントとも違う。
ケラリファインは、それぞれの利点を生かして開発された、
第三のサロントリートメントメニューなんです!
N.ケラリファインのラインナップ
1〜4剤とホームケア用の二種類で、計6種類の展開。
共通配合成分に優れたコンディショニング効果を発揮し、
瑞々しい潤いを与えるシアバター。
毛髪保護の役割を持ちフラーレンが配合されています。
N.ケラリファインの特徴
ケラリファインの目的は「毛髪再構築」。
それを実現させるために、二大システムが活用されています。
フェザーケラチンによる“凝集化作用”
小さな分子が様々な補修成分を巻き込みながら、毛髪内で巨大化。
2種類の“還元ケラチン”を活用し、従来不可能とされてきた“S-S結合の再構築”
この2大システムにより、元々の髪質やダメージを選ばずに、
- サラサラ・滑らかな 指通り
- 柔らかく、弾力がある
- 内部からみずみずしく潤う
(油分で補うしっとり感ではない) - 感動の ツヤ
という髪の仕上がりに!
従来のシステムトリートメントのように “質感を付与” するのではなく、
ダメージで失われた結合(S-S結合)や毛髪成分を再構築することで
結果的に質感が生み出されます。
そのため、髪質やダメージレベルを選ばないんです!
N.ケラリファインの使い方
では、ケラリファインの施術の工程と使い方について
詳しく見ていきましょう!
シャンプー
シャンプー後はしっかりと水を切ってください。
1剤塗布
核となる三成分を毛髪内部に均一に分散・浸透。
- 低分子フェザーケラチン(凝集化)
- II型還元ケラチン
- Phy-ケラチン
中間から毛先を中心にしっかりスプレーします。
2剤塗布
1剤の成分に加え、2剤に配合されたケラチンアミノ酸を巻き込みながら
凝集が開始され、髪内部の補修をし、芯の強度を高めます。
1剤を塗布した部分に、均一になるようクリームを塗布します。
スチーム/加温
2剤塗布後はしっかりと加温を行います。
加温によって凝集効果が促進され、
高い補修効果を得られます。
3剤塗布
髪の中間から表面部の補修をしてくれるため、
髪表面が滑らかに仕上がります。
シャンプー
3剤までの工程で、毛髪内はケラチンなど
補修成分と保湿成分が一杯に詰まった状態です。
毛髪内からあふれてしまった成分が毛髪表面にも付着しているので、
4剤を均一に付着させるために、3剤後のシャンプーで毛髪表面を整えます。
4剤塗布
キューティクルを補修しつつ、疎水化を促すため
滑らかな指通りの持続性を実現します。
中間から毛先を中心に塗布し、よく揉み込みます。
多くつけすぎるとベタつきの原因になるので注意。
シャンプー台で行うのがオススメです。
お流し・ドライ
綺麗に洗い流した後は、キューティクルにそってドライしてください。
アイロン
4剤塗布後に流し、ドライをおこなった後は、
「120°C~140°Cのアイロンでゆっくりとワンスルー」の工程を行います。
軟毛やハイダメージの方は低温、
硬髪やダメージの少ない方は高温が推奨されています。
仕上げ
N.スタイリング剤やケア剤で仕上げて完了です!
ケラリファイン カラーケア・ダメージケア
ケラリファインから出ているホームケアライン・
カラーケアとダメージケア。
ホームケアの共通成分としては、
フェザーケラチン(補修)、I型還元ケラチン(補修)があります。
使用の際に注意すべきなのは、ケラリファインシステムの効果が
薄れてきたなと思ったら使用すること。
効果がある状態で併用しようとすると重たさが出ることがあります。
使用量の目安は、ミディアムの方で一回1/2本分です。
まとめ:ケラリファインで髪を再構築
いかがでしたか?
酸熱トリートメントともシステムトリートメントとも違う、
N.のケラリファインというトリートメントメニュー。
なかなか4つも薬剤を使用することなんてないので
新鮮ですよね・・・!
内部成分も拘ったN.ケラリファイン。
第三のサロントリートメントメニューとして人気になりそうです!
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