縮毛矯正中の放置時間は何分ぐらいかかる?「1剤(1液)」と「2剤(2液)」の置く時間の目安をご紹介

縮毛矯正ってすごく時間がかかるイメージがありますよね。特に長く感じるのは薬剤を塗布した後の放置時間ですが、放置時間は長いのと短いのではどちらが良いのでしょうか?

縮毛矯正の薬剤塗布後の放置時間について、使用する薬剤との関係と一緒にまとめました!

縮毛矯正中の待ち時間は何分が目安?

1剤(1液)の放置時間

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縮毛矯正には1剤2剤の2段階があります。まずは1剤にかかる時間ですが、基本的は15分から20分しっかりと放置します。

2剤(2液)の放置時間

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次に2剤ですが、こちらも1剤と大体同じで15分から20分が基本です。しかし、使っている薬剤や髪質によっては3〜5分程度の放置で終わらせる美容室もあるようです。髪質と状態によってはその中間ぐらいということも。

1剤(1液)と2剤(2液)では役割も違う

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放置時間が大体同じなので、1剤と2剤は「同じような薬剤なのかな?」と思われるかもしれませんが、2つの薬剤の役割は全く別です。

1剤の役割は「軟化」といって髪の毛を一度柔らかくすること。この時は強いアルカリ剤を使います。2剤は「酸化」。1剤ではアルカリ剤を使いましたが、2剤ではアルカリなどのダメージ物質を抜く役割があります。つまり、1剤と2剤は必ずセットで用いる必要があるということです。

縮毛矯正マニュアル!おおまかな手順と全体施術時間

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ここで縮毛矯正とかかる時間をおさらいしておきましょう。

シャンプー(10分) → 1剤塗布(30分) → 放置(15〜20分) → 水洗 (5分)→ ブロー(15分)→ アイロン(40分〜) → 2剤塗布(30分)→ 放置(15分〜20分)→ 水洗(5分)→ 仕上げ、スタイリング(15分)

上の時間は目安ですが、基本的には3時間以上はかかる一大施術ですね。ちなみに、ストレートパーマも大体同じ工程を辿ります。

長い or 短い?放置時間について知っておきたいこと

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美容院によって放置時間が違うと「えっ、そんなに短くていいの?」「長く放置しすぎじゃない?」などと、混乱してしまいますよね。

基本的には時間が決まっていますが、美容師さんは髪の毛の軟化状態を見て判断しています。癖毛の種類や強さなどで軟化状態は変わるので、多少目安の時間より長くなる or 短くなるというのは十分考えられることです。

「短ければ短いほどダメージが少ないのでは?」と思われる人もいるかもしれませんが、放置タイムを長く置ける薬剤の方が低刺激であることが多いので、一概に短い方がいいとは限りません。

軟化チェックがカギ!軟化しすぎと軟化不足はどちらもNG

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そのため、「放置時間をきっちり守れる」というよりは、「軟化チェックを上手く出来る」美容師さんが理想です。

もし軟化が十分でないまま髪が固い状態で流してしまうと、縮毛矯正のかかりが悪いという結果になってしまいます。逆に軟化しすぎだと、髪のダメージに繋がります。ちょうどいい具合を見極められる美容師さんが良い美容師さんだと言えるでしょう。

放置時間が40分かかった例のある美容院も

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そのため、もちろん通常より短くてすむ、もしくは長くかかるという例はあります。

ある美容室では放置時間40分を必要としたケースもあるんだとか。その人は元々剛毛で毛量も多いので、薬の浸透に時間がかかったのだそうです。

おわりに:髪質によって待ち時間は変わるのが普通!

このように、15分から20分というのは大体の目安であり、絶対とはいえません。髪質、使っている薬剤、美容師の判断によって放置時間が前後するのはある意味当然。

放置時間について疑問に思った時は、担当美容師さんに気軽に尋ねてみるのがいいでしょう。

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