ホワイトブリーチとは?
ブリーチって?
ブリーチとは髪の毛の色素を抜くことを言います。ブリーチは主にゴールドなどの明るい髪色や、ピンク系や青系といった個性的な髪色にしたい人が行うものとなっています。なぜならブリーチは強い脱色効果を持つからです。ブリーチはブリーチ剤を使って行います。
ブリーチは個性的な髪色だけではなくアッシュ系カラーにも相性抜群です。アッシュの色味を出しやすくしてくれるのでカラー前にブリーチを行うのがおすすめです。
髪の毛を白くしたい時にオススメ!ホワイトブリーチとは
ホワイトブリーチとは、よりホワイト(白)な金髪に近づけたい時に使用するブリーチ剤のこと。通常のブリーチを6回ほど行うと同じような髪色になるので、その事自体もホワイトブリーチと言います。
通常のブリーチだけでは、髪の毛に色素が残っているため、ヘアカラーが思うようにいかない事も多いはず。しかし、ホワイトブリーチは髪の毛の色素をほとんど抜く行為なので、そのあとのカラーは自由自在!人と少し違ったヘアスタイルでお洒落を楽しみたい方には最適です。
セルフでホワイトブリーチをするメリットは?
ブリーチの出費が減る
ブリーチは美容院で行うと、お金がかかってしまいがち。ブリーチだけでなく、そこに異なったヘアカラーを入れるダブルカラーを注文する人がほとんどのはず。そうすると、お金の出費もダブルでかさんできます。
そんなブリーチをセルフで出来ればお金の出費は抑えられます。ドンキ・ホーテなどには市販のホワイトブリーチ剤が置いてあるみたい。価格も格段に安い場合が多いので、その分お財布には優しいですね。
ホワイトブリーチの薬剤は一回の使用でも明るいヘアスタイルすることができます。ただし、元々暗い髪色の場合は、一回で白っぽい金髪には出来ません。そのため、普通のブリーチ剤一回、ホワイトブリーチ一回など併用するのが◎。
ホワイトブリーチはセルフだと危険?
ただし、セルフでブリーチする事自体あまり推奨されている行為ではありません。知識がないままブリーチを行うと、手順を間違えたりして危険が及ぶ事も。
ムラになって修正が効かなくなるかも
特に、最初から根元と毛先の明るさが違う場合は要注意。その場合は、ブリーチの量を塗り分けて、均等な明るさにする必要があります。
しかし、もしも塗る量を間違えたらムラが発生!セルフで使用する市販の薬は細かい調合ができません。そのため、美容室のようにムラを直すことはできず、生え変わるまでムラのある髪色で過ごさなければいけなくなってしまいます…!
ダメージが大きすぎて荒れちゃうかも
頭皮が炎症を起こす
ブリーチはとても染みやすい薬剤で、頭皮にはあまりつかないように気をつけなければいけません。美容室で気を遣っていても頭皮が荒れてしまうケースもあります。
セルフの場合は誤って根元に付けすぎてしまう事も見受けられるため、炎症が起こりやすくなります。特に、ホワイトブリーチのように明るい色を目指して何度もブリーチを重ねる行為は、炎症も酷く、痛みを伴う物にしてしまう可能性があるため注意が必要です。
髪が千切れる
ブリーチの影響は大きく、ダメージも凄まじいものになります。そのため、何度も繰り返していると髪の毛が千切れてしまうのです。
しかし、各々で髪の毛のダメージは異なるために、何回までブリーチをしても大丈夫という基準は存在しません。そのため、セルフで行う際に見極めを誤ると、ブチブチと髪の毛がきれてしまうようになってしまうかもしれないのです。
ブリーチ後に色が入れられない
ブリーチ後にダブルカラーで色を入れることで理想のヘアカラーにしたい!と思っている方、多いんじゃないでしょうか。
しかし、ホワイトブリーチの後に色を入れる薬剤は、市販では販売していないんです!市販のカラー剤は黒髪や、ブリーチしていない髪に対応した濃さで販売されているので、ホワイトブリーチ後に入れてみると、思わぬ色になってしまうことが・・・。
また、ブリーチの後にそのまま色を入れても綺麗に染まりません!これは、ブリーチ剤に含まれるアルカリが原因になります。通常のシャンプーでは、ブリーチ剤がなかなか取りきれないことがほとんど。
しかし、炭酸シャンプーであればアルカリを除去してくれる性質があるので、ホワイトブリーチをする際には炭酸シャンプーが必須になってきます。
セルフホワイトブリーチに失敗したら…?
このように、ブリーチは髪や頭皮にダメージを多く与えるもの。特に髪の毛へのダメージが大きいと、髪の毛がチリチリになったりする事も・・・。その場合は、髪の毛を切らないと元に戻らないなんていうリスクも伴います。
セルフでホワイトブリーチをする際には、相当な覚悟と慎重さ、準備が大事になってくることがわかると思います。
セルフでホワイトブリーチをする手順
セルフブリーチに必要な道具
セルフでブリーチを行う場合は、ブリーチ剤のほかヘアクリップやヘアゴムなど髪の毛を留められるものや、コーム(櫛)、首もとに巻くタオル、鏡を最低限用意します。ほかにも床が汚れないための新聞紙、髪を包むサランラップも事前に用意しておきましょう。
まずはパッチテスト
ブリーチやヘアカラーをするときは、必ずパッチテストを行うようにしましょう。体質や体調によっては薬剤の成分で皮膚がかぶれてしまい、炎症を起こしてしまうこともあるのできちんと確認しておくことが重要ですよ。
ホワイトブリーチのカラー剤を塗る
髪を湿らせる
ブリーチ剤を塗る前に、スタイリング剤などの汚れはしっかりと落としておきます。また、適度に湿っているとブリーチ剤も塗りやすくなります。
ブロッキングをする
ブロッキングは面倒で疎かにしがちですが、色ムラを回避するためにも重要。8つ程度にブロッキングすると、ブリーチ剤も塗りやすくなります。ブロッキングには、柄の細くなったコームを使用するのがおすすめ。
襟足からバック・サイド・トップ・フロントの順に塗っていくのがコツ。ブリーチ剤は頭皮の熱に反応しやすい性質があるため、根元1センチ程度以外の全体を塗ったあと、最後に塗るようにしましょう。
ムラなくたっぷりと塗布
塗る際は、ハケにブリーチ剤を着けて塗り、クシでとかします。この手順を再度繰り返して、髪全体に薬剤を浸透させていきます。
ブリーチは薬をたくさん塗った場所が明るくなります。しかし、何度も繰り返し塗るとその分髪の傷みも増幅してしまいます。そのため、ホワイトブリーチの際には根元以外の髪に出来るだけ多く塗布し、少ない回数で髪を明るくする事が重要です。
そのため、セルフの場合は一度にたっぷりと、そしてしっかりと沢山ムラなく塗布するのが大切になってくるのです。ブリーチ剤の用意は多めにしておきましょう。
乾燥防止のヘアキャップ・ラップ
塗り終わったら、ヘアキャップやラップで全体を巻きます。
ブリーチは置く時間が長いほど明るくなって良い、というのは真っ赤な嘘。
そのまま放置しておくほど、髪はどんどんダメージを受けてしまいます。その為、素早く薬剤を塗布し、薬剤の説明書き通りの時間で洗い流す必要があります。
洗い流し
軽くシャンプーをしてブリーチを落とします。目に入ると危険なので、注意をしながら軽く洗いましょう。終わったら、タオルドライで髪から水滴が垂れなくなるまでふき取ります。
髪の状態をチェック
髪の状態を見てブリーチ回数を決めます。回数を重ねれば重ねるほど明るく白い髪色になりますが、ダメージも増幅します。先ほどのブリーチで、自分の髪がどのくらいダメージを受けたか、よく見極めてから重ねるかを判断しましょう。
ただし短期間で連続して行うのは、髪にもあまりよくないので注意が必要です。
洗い流したあとのアフターケア
ケアに気を付け、髪の毛のダメージを軽減させることは「ヘアカラーの長持ち」にも繋がります。
低刺激のシャンプーで洗う
ブリーチ後の髪はとてもダメージを受けやすい状態です。低刺激のシャンプーを使用し、摩擦しないようにやさしく洗いましょう。
トリートメントで潤いキープ
ダメージを多く受けた髪の毛に、トリートメント剤で潤いを与えます。髪をなめらかに整え、髪の中の水分をキープして、更なるダメージから髪を守りましょう。
セルフでホワイトブリーチをするコツ!
ブリーチは温度が高いと反応が早くなります。そのため、素早くホワイトブリーチをするときはお部屋の温度をあげると効率的にブリーチをすることができます。ただ、初めてのブリーチの際などは塗布も難しいため、避けた方が良いでしょう。
セルフでホワイトブリーチしたあとは?
紫シャンプーで黄ばみ除去
ホワイトブリーチの後は、ダブルカラーが難しい・・・。ならいっその事ホワイトカラーを保とう!となったときにオススメなのが紫シャンプー。
ブリーチをしても、黄ばみはある程度残ってしまい、完璧なホワイトカラーの維持は難しい。しかし、黄色の補色である紫のカラー剤を持った紫シャンプーであれば、その黄ばみを除去して綺麗な白色を演出してくれます。
カラートリートメントでいろんな色に挑戦!
カラートリートメントは抜けた色素の部分に着色するので、髪の毛を傷ませずに染髪できます。カラーバリエーションも豊富なので、様々な色に挑戦してみてはいかがですか?
やっぱりブリーチは美容院での施術がおすすめ!
ホワイトブリーチ、とても魅力的ですよね。しかし、やはりセルフでやるとなるとそれなりのリスクが伴ってしまいます。
やっぱり自分の思い通りのヘアスタイルにしたい!と思う方にはサロンでの施術がオススメ。値は張りますが、納得のいく髪色に仕上がるはず。是非ホワイトブリーチでお洒落なヘアカラーを手に入れてみてください!
コメント