ヘアオイルとヘアミルクの違いとは?
ヘアオイルとヘアミルク。
どちらも聞いたことあるヘアケア用品ですよね。
でも、その二つの違いって、いまいちよく分からない・・・。
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今回はそんなヘアオイルとヘアミルクの違いに焦点を置き、
おすすめの使い方を徹底解説していきます!
ヘアオイルの効果とは
ヘアオイルとは、その名の通りオイルを原料にしており、
合成油脂、または天然オイルを使用しています。
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まずはヘアオイルの効果をご説明しましょう!
①髪の乾燥を防ぐ
ヘアオイルには高い保湿力があるため、
水分の蒸発や乾燥から髪を保護してくれます。
②ドライヤー・紫外線によるダメージを防ぐ
ドライヤーや紫外線が髪に与えるダメージって、
案外大きいんですよね。
ヘアオイルには髪をコーティングしてくれる効果があるので、
そのようなドライヤー・紫外線などによるダメージから守ってくれます。
③髪にツヤを生み出す
髪と皮脂に馴染みやすく、髪にヘアオイル独特のツヤを生み出します。
このように、ヘアオイルには様々な効果があるんです!
外部からのダメージを防ぎながら、ツヤを生み出すヘアオイル。
特に、まとまりにくい髪質の方におすすめです。
ヘアミルクの効果とは
ヘアミルクは、水性タイプのヘアケア商品。
水・乳糖・エタノール・グリシン・クエン酸などの成分などで
出来ていますが、ヘアオイル同様オイルも含まれています。
また、混ざりにくい水と油を使用するので、乳化剤が含まれています。
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では、ヘアミルクの効果をご説明します。
①髪に潤いを与え、キープする
ヘアミルクも、ヘアオイル同様保湿力があります。
中でも特に、潤いの不足した髪に水分を補給し、
潤いをキープすることに長けています。
そのため、髪のパサつきや広がりを改善する効果が期待できます。
②枝毛などのダメージヘア修復
ヘアミルクは、ダメージヘアのケアにもオススメです。
ヘアカラーやパーマで大ダメージを受けた髪や、
枝毛に悩む方にはヘアミルク。
キューティクルの内部まで浸透し、補修してくれます。
髪の毛のダメージケアなどに有効なヘアミルク。
ただ、ヘアオイルのように、ツヤを出すには不向きです。
ヘアオイルの重いテクスチャーが苦手な人や、
ロングヘアー・パーマヘアーの人、
サラサラヘアーに仕上げたい場合はヘアミルクがおすすめ。
最大の違いは役割!
つまり、ヘアオイルとヘアミルクの最大の違いは「役割」!
どちらもダメージケアに長けていますが、
ヘアオイルは
- 髪の水分の蒸発を防ぐ
- 髪表面をコーティングし、ツヤを出す
- 外部からのダメージを防ぐ
など、髪の外側に働きかけてくれる効果が光ります。
反対にヘアミルクは
- 髪に潤いを与える
- 髪に栄養を補給する
など、髪の内側に働きかけてくれる効果があるんです。
ヘアオイルとヘアミルクは併用できる?順番は?おすすめなタイミングと使い方
ヘアオイルおすすめなタイミング&使い方
では、ヘアオイルを使う際におすすめなタイミングと使い方をご紹介します!
おすすめのタイミング
ヘアオイルにおすすめなタイミングは、
- タオルドライの後・ドライヤーの前
ヘアオイルを使うのに最適なタイミング。
ドライヤーの熱風から髪を守り、しっとりと仕上げてくれます。
タオルドライでしっかり水分を拭き取る事で、効果が倍増します!
- ドライヤー後の仕上げ
ドライヤー後の乾いた髪に使用すれば、髪の表面にツヤが生まれます。
- 朝のスタイリング後
朝のヘアセットの仕上げにも使えるヘアオイル。
ヘアアイロン等で髪をセットした後に、ヘアオイルを馴染ませる事で
髪の毛にツヤや動きが生まれます。
- トリートメントに混ぜる
ヘアオイルには保湿効果があるので、コンディショナーやトリートメントに
数滴混ぜて使用する事で、髪への保湿効果が上がりますよ!
おすすめの使い方
- パッケージの適量を守る
ヘアオイルは付けすぎると髪の毛がべたべたになってしまいます。
適切な量はパッケージ、または公式サイトに書かれていることが多いので、
それに沿った適量を使用するようにしましょう。
もしも、記載がない場合は、
ショートで1、2滴・ミディアムで2、3滴、ロングで3、4滴
がヘアオイルを使用する量の目安になります!
- ヘアオイルは直接付けない!
ヘアオイルは直接付けず、まず両手の指の間までしっかり馴染ませてください。
手に馴染ませ、均等に髪の毛に塗布しましょう。
一部分にオイルが過剰についてしまうと、ベタつきの原因になります。
- 毛先を中心に
髪は毛先から傷みます。そのため、まずは毛先を中心に付けていきましょう。
次に傷みやすい内側に塗ると、段々と髪全体に浸透するため
表面にはあまり塗らなくても大丈夫。
手に余った場合は、表面に馴染ませる程度で塗りましょう。
また、ヘアオイルにはオイルパックという使い方も!
オイルパックはダメージを受けた髪の毛におすすめ。
方法は、お風呂に入る前にヘアオイルを髪に馴染ませ、
蒸しタオルで髪を10分ほど覆います。
その後、いつも通りにシャンプー・トリートメントを行います。
この工程を行うと、いつもよりダメージの緩和された
サラサラヘアーに仕上がっているはず!
ヘアミルクおすすめなタイミング&使い方
次に、ヘアミルクを使う際におすすめなタイミングと使い方をご紹介します!
おすすめのタイミング
- ドライヤーで髪を乾かす前
ヘアミルクにおすすめなタイミングはドライヤーの前!
髪の毛の水分を切った状態で、毛先を中心に
髪の毛全体に馴染ませるようにしましょう。
- 髪のセット前
髪をセットする前にヘアミルクを馴染ませる事で、
髪にまとまりを出すことができます。
髪に柔らかさが欲しい時や、カラー・パーマで傷んだ髪に
ヘアミルクは最適です!
その他にも、髪をセットする前に髪になじませてまとまりを出したり、ヘアスタイリング剤としてセット後になじませてツヤ感を出してみたり…。強い香水などをつけるのを避けたい人は、ヘアフレグランスとしてヘアミルクのやさしい香りに包まれてみるのもありかも♡
おすすめの使い方
基本的にはヘアオイルの使い方と同様、
- 適量を守ること
- 直接付けず、手にとって馴染ませること
- 毛先を中心に付け、根元は避けること
に気を付ける必要があります。
また、ヘアミルクを馴染ませる際に効果的なのが
揉み込むように馴染ませること。
ドライヤー後の乾いた髪で、毛先の傷みや広がりが気になる場合は
もう一度ヘアミルクを浸透させると効果的です。
ヘアオイルとヘアミルクの併用、効果的な順番と使い方
ヘアオイルとヘアミルクの効果が異なることはわかっていただけましたよね。
そんな二つのヘアケアアイテム。
併用することで、その効果をもっと発揮できちゃうんです!
順番としてはヘアミルク→ヘアオイル。
お風呂上がりの水分補給にピッタリなタイミングで、
タオルドライした髪にヘアミルクを浸透させます。
毛先を中心に、髪全体に馴染ませましょう。
ドライヤーでヘアミルクを浸透させた髪を乾かします。
乾かし終わったら、ヘアオイルで潤いを閉じ込めましょう。
手のひらに適量をとり、体温で温めたら
毛先を中心に内側から揉み込むように馴染ませます。
つまり、ヘアミルクが化粧水・ヘアオイルが乳液の役割を担うんです!
ヘアミルクで髪に潤いを補給し、ヘアオイルでその潤いをキープし
閉じ込める、「時間差使い」が併用の鍵なんです!
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ヘアオイルとヘアミルク使い方の注意点
先ほど使い方の時にもご説明しましたが、
もう一度注意点について確認しましょう!
適量を守って使用する
ヘアオイル・ヘアミルク共に適量を守ることが大事です。
多すぎるとベタつく原因になったり、
少なすぎるとその効果を発揮できなかったりします。
また、適量より多く髪に付けてしまうと
ドライヤーの際に乾きにくくなるので注意!
パッケージに書かれた適量を確認したり、
大体の目安である
ヘアオイル ショート1、2滴・ミディアム2、3滴、ロング3、4滴
ヘアミルク ショート1プッシュ・ミディアム2プッシュ・ロング3~4プッシュ
を守るようにしましょう!
根元には付けないようにする
ヘアオイル・ヘアミルク共に油(オイル)を使用したアイテム。
付けすぎるとベタつく原因になってしまいます。
特に根元の生えたての髪の毛はダメージレス。
根元をさけ、ダメージを受けた毛先の方を中心に付けるようにしましょう。
ヘアオイルとヘアミルクの違いを知って、使い分けが効果的!
ヘアオイルとヘアミルク。
どちらも保湿を目的としており、様々な効果があります。
しかし、若干役割が違ったり、感触・仕上がりに違いがあるため
自分の髪質・ダメージ具合・ライフスタイルに合わせて使い分けることが
綺麗な髪をゲットするのに近づく方法です!
ぜひ、自分の髪質を見極めて効果的なヘアケアをしていきましょう!
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