オクトセラピエは本当にフケに効く？【成分やクチコミで効果調査！】

LIONから発売されているオクトシリーズ。
フケ・かゆみ・ニオイが気になる方にオススメの薬用シャンプーとして発売されています。

その中でもオクトserapie（セラピエ）は更に保湿効果が高まったシャンプー。
フケ・かゆみ・頭皮の乾燥にお悩みの方にオススメの製品です。

とは言え、実際に購入する際は「本当に効果があるのか」が気になりますよね。
今回はそんな疑問を解消していきましょう！

フケの原因とは？

フケにお悩みの方、割といらっしゃいますよね。
まずはフケのメカニズムから説明していきましょう。

フケとは一体何・・・？

フケというのは、古くなった頭皮の角質（老廃物）が剥がれた物です。
肌から出る垢と同じで、フケを漢字で書くと「頭垢」なんだそう。

人間の皮膚は、新しい細胞が段々と表皮の角質に成長し、
それが一定の期間で剥がれ落ちてまた新しい細胞が生まれるというサイクルがあり、
これをターンオーバー（新陳代謝）と呼びます。
一定の期間は人によって違いますが、約1ヶ月だと言われています。

このターンオーバーは、頭皮にも起こります。
つまり、この時に古くなって頭皮から剥がれ落ちた角質がフケなのです。

健康な人からもこのフケ（角質）は発生しますが、
通常のターンオーバーで剥がれ落ちるフケは小さいため目立つことがありません。

フケが増える・大きくなる理由は？

通常、誰からも剥がれ落ちるフケ。
ただ、それが尋常ではない具合に増えたり、目立つほど大きかったりしますよね。

その理由がマラセチア菌という皮膚常在菌にあるんです。

マラセチア菌は、皮脂や汗などを栄養とします。
頭皮は皮脂の分泌が特に多い場所です。
もし、皮脂が過多になった場合はマラセチア菌がそれらのバランスを取る役割を担っています。
さらに、マラセチア菌は雑菌や細菌の侵入なども防ぎ、頭皮の健康を守ってくれるのです！

しかし、マラセチア菌や皮膚が多くなり過ぎたり、少なくなりすぎるなどのバランスが崩れると、
頭皮のターンオーバーが乱れ、角質が大量に剥がれ落ちてしまうのです！

フケには二つのタイプが・・・！

そんなフケには二つのタイプがあるのをご存知でしょうか？

1.脂性フケ

脂性フケとは、洗髪不足などによって皮脂が過剰に分泌されてしまった場合に起こります。
皮脂が過剰に分泌されると、マラセチア菌も養分が増えて必要以上に増殖します。

これにより、地肌は刺激を受け、ターンオーバーが崩れてしまうのです。

取れ切れていない皮脂は酸化も進み、ほこりや汚れまで吸着し、
それが古い角質と混ざり合うことでベトベトした脂性のフケになってしまいます。

脂性フケの特徴としては以下が挙げられます。

• 色は白～やや黄色がかった白色
• 湿っていてベトベトしている
• 頭皮や頭髪にはりつく
• 大きな塊となって落ちる

2.乾性フケ

乾性フケとは、過度な洗髪や洗浄力の強いシャンプー剤などによって
皮脂が少なくなってしまっていることが原因になります。

潤い不足の頭皮は乾燥して免疫力も低下し、ターンオーバーのリズムが早まります。
これにより、未熟な角質細胞までは剥がれ落ちてしまうのです。

乾性フケの特徴としては以下が挙げられます。

• 白くて細かい
• パラパラと落ちる
• 乾燥している

フケの原因って？

フケが起こる原因としてはいくつかを挙げることができます。

生活リズムの乱れ

ストレス、不規則な食生活、睡眠不足、ホルモンバランスの乱れは
フケの発生の原因になり得ます。

洗髪過剰・不足

上で挙げたとおり、脂性フケは洗髪不足によって。
乾性フケは洗髪過剰によって発生することがあります。

紫外線による影響

紫外線を多く浴びると、地肌の皮脂が酸化します。
すると、皮脂酸化物という地肌への刺激物になってしまうのです。

科学的刺激

カラーリング剤やパーマ液などは頭皮に刺激を与えてしまうため、
フケの原因になることがあります。

フケの改善にはオクトセラピエが有効？

フケを改善するには、髪を洗う回数を見直すことや
生活習慣を見直すことが有効とされると同時に、
薬用シャンプー（フケ用のシャンプー）を使うことも推奨されています。

オクトシリーズがフケに効く理由って？

そしてオクトシリーズは、フケ用の薬用シャンプー。
安価で購入できるため、フケ用シャンプーの中でも一定の評判を集めています。

では、オクトシリーズがどうしてフケに効くとされているのかをみていきましょう。

フケ改善に必要な４つのポイント！

シャンプーを使用したフケ対策には、皮脂と乾燥に対してのアプローチがあります。

皮脂には殺菌成分・抗酸化成分を使用し、皮脂分解菌の殺菌と皮脂の抗酸化を防止する事、
乾燥に対しては保湿成分で地肌の乾燥を抑制することでフケへの対策が出来るんだとか。

オクトシリーズの配合成分一覧

有効成分一覧

オクトシャンプー	オクトセラピエ
ピロクトンオラミン	ピロクトンオラミン

その他の成分一覧

ラウレス硫酸Na	ラウレス硫酸Na
ラウリン酸アミドプロピルベタイン液	ラウリン酸アミドプロピルベタイン液
POEラウリン酸エタノールアミド	ソルビット液
ヘキシレングリコール	ラウリン酸ポリグリセリル
POE水添ヒマシ油	BG
ジステアリン酸グリコール	PG
ラウリルジメチルアミンオキシド液	POE硬化ヒマシ油
クエン酸	香料
香料	塩化トリメチルアンモニオヒドロキシプロピルグァーガム
無水硫酸Na	クエン酸
モノラウリン酸ポリグリセリル	エタノール
塩化トリメチルアンモニオヒドロキシプロピルヒドロキシエチルセルロース	無水エタノール
塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリルアミド共重合体液	納豆エキス
メタクリロイルエチルベタイン・メタクリル酸エステル共重合体液
甘草抽出末
安息香酸Na
黄203
緑3

オクトシリーズは、殺菌・抗酸化成分「オクトピロックス」を使用！

LIONのオクトシリーズは、殺菌成分・抗酸化成分として
「オクトピロックス」という成分を使用しています。

これは、「ピロクトンオラミン」という、殺菌薬として用いられる有機化合物の別称です。

ピロクトンオラミンの殺菌効果は前述した肌の常在菌・マラセチア菌にも効果があります。
そのため、マラセチア菌が過剰に増えてしまった頭皮へのフケ防止効果もあるんだとか。

しかし、頭皮にとって良い細菌なども殺してしまう場合もあるため、
頭皮のバリアを自ら壊してしまう場合もあるみたい。

そのため、フケで悩んでいない方は使わないように注意してください。

オクトセラピエは保湿成分が重視された乾燥肌向けのシャンプー！

オクトシリーズには、オクト薬用シャンプーとオクトセラピエの二種類が販売されています。

オクトシャンプーと、オクトセラピエを比較すると
洗浄成分や、フケ・かゆみにアプローチする成分も同じものが配合されています。

しかし、オクトセラピエにはアレルギーを起こす可能性のある
「パラベン・安息香酸Na」などの防腐剤または
「黄203、緑3」などの合成着色料などが配合されていません。
また、セラピエには「BG・ソルビット液」など保湿剤が多めに配合されています。

このように、オクトセラピエはオクトシャンプーに比べ、
敏感・乾燥肌の人向けの商品になっていると言えます。

値段もセラピエの方が高いので、乾燥が気になるようであればこちらを。

フケに関して言えば、オクトシャンプーもオクトセラピエも変わらぬ効果を発揮するため、
どちらを選ぶかは自分の肌質によるというところでしょう。

オクトセラピエの口コミを調査！

次に、オクトセラピエを実際に購入した方々のクチコミをみていきましょう。
今回は@cosmeのクチコミを参考にさせていただきました。

オクトセラピエの良いクチコミ続々！

　頭皮の悩みに困っていてここ一年以上ずっと使用しています。

私の悩みは、頭皮が向けていわゆるふけ？が出てしまっていたのですが今までいろいろとためし、皮膚科にかよったりしても駄目で、たどり着いたシャンプーがこちら。

ちゃんと髪を洗っていてもふけが出てかゆくて仕方がない人におすすめです

（@cosme クチコミより　honeymilkteatimeさん）

 

皮がめくれてフケになる程の頭皮の乾燥に悩んでいて色々な製品を試しましたが、一向に乾燥は改善されませんでした。今回オクトのシャンプーとコンディショナーを使い、洗い上がり後の肌が明らかに違いびっくりしてます。カサカサ皮めくれは劇的におちついていて、今は乾燥がまだ部分的にある状態です。コンデイショナーが頭皮に潤いを与えてると思うのでシャンプーだけの使用よりセット使いがいいと思います。間違いなくリピートします。

（@cosme クチコミより　kanakana1さん）

 

フケ・かゆみを防いでくれる商品ということで、アトピー肌の皮剥けにもよいかもしれないと思い試しました。

使ってみたところ、沁みたり、肌が荒れたり痒みが出ることもありませんでした。安心して使えるという意味でよい商品です。

パッケージもそっけないし、香りもメンズ用のような感じで、つまらないのですが、実用的でよいです。詰め替え用があるといいなと思います。

（@cosme クチコミより　ローズガーネットさん）

商品の謳い文句通り、フケや痒み・乾燥に効くというクチコミが多いようです！

ただ、パッケージのシンプルさや、香りを重視する若い女性にはちょっと物足りないかも。
詰め替え用がないのもちょっと難点ですね。

オクトセラピエには悪いクチコミも？

オクトセラピエは値段が高い？

サンプル使用です。

通常のオクトだと次の日髪のパサつきが気になるのですが、
こちらはパサつきを感じません。

香りも控えめで気にならないです。

かゆみもおさまりました。

ですがお値段が高いので購入に踏み切れず、
通常のオクトを結局買ってしまいますので☆3つで。

（@cosme クチコミより　黒にゃんこ☆☆さん）

やはり、オクトシャンプーに比べるとセラピエが値が張ってしまいます。

しかし、オクトシャンプー自体がとても低価格な薬用シャンプーであるため、
他のシャンプーと比べると高すぎる…！という値段ではなさそうですね。

オクトセラピエは髪の毛が軋む？

以前オクトを使って痒みが軽減されたのですが、乾燥するのでこちらに乗り換えました。
結果こちらのシャンプーでは頭皮の痒みはおさまりませんでした。頭皮の臭いもおさえられてないような…
髪の毛が軋むので洗浄力は強めだと思います。

（@cosme クチコミより　にゃーこ(=^ω^=)さん）

ラウレス硫酸Na等、洗浄力の強い高級アルコール系の洗浄剤を使っているため、
その分刺激も強い様子。洗い流した後に髪が軋む方もいるみたいです。

しかし、同じシリーズのコンディショナーを使用すれば、
髪のダメージを補う成分が含まれているので改善出来るはず。

また、人によって合う合わないがあるみたいですね。
一度試しに低価格のオクトシャンプーを購入して、自分に効果があるかを確認してから
オクトセラピエを使用した方が良さそうです。

フケ対策に、オクトセラピエという選択肢！

頭皮のターンオーバーサイクルの乱れによって起こるフケ。
特に乾性フケにオススメなのが「オクトセラピエ」！

頭皮の潤いをもたらす保湿剤や、フケにアプローチ出来る成分を配合することにより
フケや痒みに効果的なシャンプーとなっています。

ちょっと値段に躊躇してしまう場合は、同じシリーズの
オクトシャンプーで効果を試してみるのが良さそう。

オクトセラピエを使用することによって、
フケの悩みを改善し、満足出来る頭皮環境にしたいですね！