美容室の施術の中でも失敗する確率が高いのが縮毛矯正です。
縮毛矯正後に髪がチリチリになったり、切れ毛、根折れなどが出来るだけでなくうねりが残る場合もあります。
これらの縮毛矯正後のトラブルはどのくらいの確率で起こるのでしょうか。
また、縮毛矯正で失敗された時に返金やお直しをしてもらえるのか気になる人も多いです。
今回は縮毛矯正を失敗される確率の高さや失敗後の対処法、失敗で多い例などについてまとめて詳しく解説します。
縮毛矯正を失敗する確率はどのくらい?自宅ですると高くなる?
縮毛修正を失敗する確率や自宅での縮毛矯正について解説します。
縮毛矯正は失敗されやすい?その確率とは
そもそも縮毛矯正は髪の主成分であるケラチンを一度軟化させ、まっすぐにしてから再結合することでストレートパーマにする施術です。
髪の性質やダメージによって薬剤を変えたり、塗布する時間を変えたりと繊細な技術が必要になります。
そのため、きちんと髪の状態を把握できていないと薬剤と髪が反応しすぎて失敗することがあります。
反対にクセが残ったままになる事もあり、美容室のメニューの中でもトップレベルで難しい施術が縮毛矯正です。
失敗する確率は正確には出せません。
これは、縮毛矯正の仕上がりが施術者の技術に大きく左右されるからです。
同じ美容室でも、あまり経験のない施術者の場合は経験豊富な施術者よりも失敗する確率も高い傾向にあります。
つまり、施術者によって失敗される確率が決まってくるため、美容室や美容師の選び方が大切になります。
自宅でセルフ縮毛矯正はNG?失敗する確率が格段にUP
最近はインターネットなどで縮毛矯正用の薬剤が販売されていることもあって、自宅で縮毛矯正にチャレンジする人もいます。
しかし、縮毛矯正はとても高い技術が必要な施術です。
美容師でも自分の髪をセルフで縮毛矯正するのは難しいくらいなので、素人がセルフ縮毛矯正するのは無謀です。
失敗する確率は美容室での施術よりも格段にあがります。
最終的にセルフ縮毛矯正は自己責任ですが、あまりおすすめできません。
失敗が多い理由について説明した通り、縮毛矯正は一人一人の髪質やダメージにあわせて薬剤や塗布する時間の調整が必要です。
それだけではなく、アイロンのかけ方にも技術が必要です。
特に髪についての知識が全くない場合は失敗する確率がさらにあがります。
縮毛矯正に失敗すると直すのが難しく、取り返しのつかないこともあるので注意しましょう。
縮毛矯正の失敗はすぐに気付けないこともある
縮毛矯正の失敗でやっかいなのが、失敗してもすぐに気付けないことがある点です。
髪に負担のかかる縮毛矯正は、少しの刺激によって蓄積したダメージが表に出てくることもあります。
施術直後は綺麗に見えても、家に帰ってドライヤーの熱などの刺激を受けることでビビリ毛などのダメージが出てくることもあるので注意が必要です。
また、根折れは襟足などの気づきにくい部分にできることも多く、その場では気づけない可能性もあります。
その場で失敗に気づければ、すぐに美容師さんに対応してもらえるかもしれませんが時間が経ってから気付いた場合は指摘しにくい人も少なくありません。
しかし、縮毛矯正の失敗は出来るだけ早めに対処しないと髪の状態がどんどん悪くなることもあります。
返金対応のこともあるため、縮毛矯正の失敗に帰宅後気づいた場合でもなるべく早めに美容師さんに相談しましょう。
前髪で失敗することが多い?縮毛矯正の主な失敗例5選
縮毛矯正で多い失敗例5選について解説します。
失敗例1.前髪がまっすぐすぎたりビビリ毛になっている
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前髪は他の部分の髪の毛よりも細くてダメージを受けやすい箇所です。
毎日のスタイリングによってダメージが蓄積していることも多く、縮毛矯正後にビビリ毛になることが多いです。
他にも髪が根元で折れ曲がってしまうケースやまっすぐすぎて不自然になるケースなどが前髪で多い失敗例になります。
前髪は細いだけではなく、後ろ髪などよりも短いことが多いため薬剤を根元まで塗っていたり、アイロンの使い方が悪いと失敗する可能性が高いです。
失敗しやすい繊細な部分と言うほかにも、顔の正面にある髪なので失敗が目立ちやすい部分でもあります。
また、以前に前髪だけの縮毛矯正をしていた場合に薬剤が前髪に残っているとビビリ毛などの失敗をしやすくなります。
カウンセリングの段階で過去にカラーやブリーチ、縮毛矯正をしている場合は美容師さんに話しておくのがおすすめです。
失敗例2.根本が折れてしまっている
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根折れとは髪の毛の途中で曲がったり折れた状態の髪のことです。
触るとポキポキと簡単に折れてしまうため、ひどい失敗だと一部の髪だけがとても短く汚い状態になってしまいます。
縮毛矯正に使用する薬剤を髪の根元まで塗ってしまったり、アイロンの使い方が悪いと根折れの原因になります。
根折れは施術者の技術レベルがかなり低い時に起こりやすいです。
根折れが起こると髪が切れてしまうため、早めの処置が必要になります。
襟足など見えない箇所が根折れすると気づきにくいのですが、見つけ次第対処するようにしましょう。
失敗例3.全体的にまっすぐすぎる
縮毛矯正で一番分かりやすいのが不自然なほどに髪がまっすぐすぎる失敗です。
毛先が不自然にまっすぐすぎる失敗は薬剤の反応が予想以上に強かったり、アイロンで髪に丸みをつけていないことが原因で起こります。
シャキンとした毛先を直すにはアイロンやコテで丸みをつけるか、もう一度髪を軟化させてやり直すしかありません。
しかし、薬剤をもう一度使う直し方は髪に負担がかかるためおすすめできません。
縮毛矯正は髪のうねりを改善してまっすぐにする施術ですが、不自然な髪型になるのは明らかな失敗です。
失敗したら美容師さんにきちんと指摘し、対処してもらいましょう。
髪が不自然にまっすぐでぺったんこになる失敗は、比較的短めの髪の方が多いです。
縮毛矯正はアイロンでクセを伸ばしながら自然な丸みをつけなければいけないのですが、短髪だと丸みが上手くつけられずに仕上がりが不自然になる事があります。
また、ロングよりもショートの方が縮毛矯正をかけるとボリュームが無くなるので髪がぺちゃんこに見えることもあります。
特にメンズ縮毛矯正はまっすぐすぎると不自然に見えやすいので注意しましょう。
失敗例4.毛先がチリチリ
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毛先がチリチリになる失敗のことをビビリ毛と言います。
ビビリ毛は縮毛矯正の施術に髪が耐えられない時に起こります。
縮毛矯正は薬剤で髪を柔らかくし、アイロンで髪のクセを取り、再び髪の組織を結合させる施術です。
髪へのダメージが大きく、薬剤の強さや塗布する時間などを間違えると負担に耐えられずにビビリ毛や切れ毛となって表に現れます。
特に毛先がチリチリになりやすいのが、すでにダメージが蓄積した髪です。
ブリーチやパーマなどを過去にしたことがある髪にはダメージや薬剤が残っていることも多く、縮毛矯正のダメージに耐えられないことがあります。
そのため、ブリーチやパーマをした直後の縮毛矯正は基本的にNGです。
一度ビビリ毛になると直すのが難しく、切らなくてはいけなくなることも多いです。
また、施術直後は綺麗に仕上がって見えても、紫外線やドライヤーなど日常生活のちょっとした刺激によってビビリ毛が出てくることもあります。
失敗例5.うねりが残っている
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縮毛矯正は髪をきれいなストレートヘアにする施術です。
ビビリ毛や切れ毛、根折れのような症状だけではなく、髪のうねりが残っているのも失敗に入ります。
髪のうねりが残った時は一週間以内に美容室へ連絡し、縮毛矯正をし直してもらいましょう。
うねりが残っている失敗の場合、施術直後はアイロンでまっすぐになっていることもあり意外と分かりにくいです。
家に帰ってから失敗に気づくことも多いので、気づいたらすぐに施術をした美容室に連絡してみてください。
やり直ししてもらうために連絡するのは気まずいと思うかもしれませんが、せっかくお金をかけているのに失敗したままだと勿体ないです。
うねりが残るのも技術不足が原因のこともあるため、もう一度施術をし直すのが不安な場合は返金対応も視野に入れて考えてみてください。
縮毛矯正でチリチリになった…うねりが治らない…対処法を解説
縮毛矯正でチリチリになったりうねりが残った場合の対処法を解説します。
そもそも縮毛矯正の失敗の原因は?
縮毛矯正の失敗の主な原因として考えられるのが次の通りです。
- 薬剤の強弱が髪にあっていなかった
- 薬剤を塗布してからの放置時間を間違えた
- 薬剤を髪の根元まで塗布した
- アイロンを上手くかけられなかった
以上の4つが縮毛矯正の失敗で考えられる主な原因になります。
まず考えられる失敗の原因が、髪質に合っていない薬剤の使用です。
縮毛矯正は髪のくせの強さによって、薬剤の調合や放置時間を変えます。
薬剤が強すぎるとビビリ毛になったり、切れ毛になったりと髪が耐えられないダメージを負ってしまいます。
くせの強さだけでなく、髪に蓄積されたダメージについても考えなければいけません。
前髪、襟足、側頭部、毛先など部分によって蓄積されたダメージは変わってきます。
また、1剤を塗布してから放置時間が長すぎると、髪と薬剤が反応しすぎてダメージが大きくなります。
適切な施術をしてもらうためには、事前に髪質をきちんとチェックしてくれる美容室を出来るだけ選ぶようにしましょう。
薬剤の強弱や放置時間の他に、塗布の仕方によっても失敗の原因となります。
縮毛矯正の薬剤はアイロンの熱に反応してまっすぐに矯正されるのですが、根元まで薬剤が付いていると熱を加えられない部分が出てきます。
この部分が根折れの原因になる事があるので注意が必要です。
根折れは薬剤の塗布だけでなく、アイロン作業で頭皮に対して角度を落としすぎたことが原因で起こることもあります。
縮毛矯正でチリチリになったら治せない?対処法はあるの?
髪がチリチリになるビビリ毛は治すのがとても難しいです。
無理やり治そうとしてさらに事態が悪化することもあるため、ビビリ毛を切ってしまうのが一番リスクも低く綺麗に仕上げられる方法になります。
ビビリ毛は放置していると見た目の悪さもあり、それ自体がストレスになる事も多いです。
いっそのこと切ってしまうのも選択肢に入れてみてください。
また、ビビリ毛を緩和するためにトリートメントで少しでも触り心地を良くする方法もあります。
完全にビビリ毛を治すことは難しいのですが、アウトバストリートメントなどを利用して髪を収まりやすくすることは可能です。
ただし、完全に綺麗にすることはできないことは覚えておきましょう。
また、髪質改善によってビビリ毛を治せることもありますが、これも絶対に綺麗になる保証はありません。
リスクをかけずに確実に綺麗にするためには、カットしてしまうのが一番ストレスもかからない方法になります。
縮毛矯正でうねりが残った時の対処法は?
うねりが残る原因は上手く薬剤が反応しないことです。
薬剤が弱すぎるとうねりが残りやすいのですが、ビビリ毛と違ってやり直しが基本的には可能です。
ただし、一度縮毛矯正を行うと薬剤が髪に残った状態になっているので薬剤が反応しやすくなっています。
再度縮毛矯正をかけなおす際には、薬剤を弱めたり放置時間を短くするなどの工夫が必要です。
うねりが残る失敗を見つけた場合は速やかに施術を受けた美容室に連絡し、施術をし直してもらうか返金してもらって別の美容室で施術を受けましょう。
別の美容室に行く場合は、縮毛矯正に失敗したことを事前にきちんと話しておくことが大切です。
カウンセリングの段階で施術の失敗や髪の状況などの情報を共有しておくことで、失敗する確率が低くなります。
そもそも縮毛矯正を失敗されないためにはどうすればいいの?
縮毛矯正は他の施術に比べると失敗する確率は高いのですが、大半は成功します。
そもそも、基本的に失敗率が成功率より高い技術力ではお客さんに施術をしません。
ただし、成功率は確実に技術力が関係してきます。
万が一に備えて出来るだけ成功率の高い美容室選びが大切になります。
おすすめな美容室選びのポイントは次の通りです。
- ホームページや予約サイトで近くのお店を調べる
- メニューや実際の施術画像をチェック
- 口コミをチェック
- 経験豊富で縮毛矯正が得意な美容師さんを指名する
美容室選びの際はホームページの他、ホットペッパービューティーなどの予約サイトをチェックするのがおすすめです。
インターネットに掲載されているメニューや口コミ、実際に縮毛矯正がされた髪の画像などをチェックしてみてください。
縮毛矯正に自信のある店舗の場合、メニューの目立つところに縮毛矯正が掲載されていたり、縮毛矯正に対する記述が多かったりします。
また、縮毛矯正を実際に行った髪の画像もとても参考になります。
それらをチェックした後、最後に口コミも読んでおきましょう。
口コミでチェックしたいのが、縮毛矯正の技術とカウンセリングの丁寧さです。
きちんとカウンセリングをしてくれるお店なら、一人一人にあわせた施術をきちんとしてくれる確率が上がります。
美容室ではスタッフを指名して施術を受けられることもあるため、そういった場合は経験豊富で縮毛矯正が上手い美容師さんを指名するのもおすすめです。
高い技術力が必要な縮毛矯正は美容室選びが大切!
縮毛矯正は高い技術力が必要な施術です。
失敗しないためには美容室選びがとても大切になります。
カットやカラーが得意でも縮毛矯正があまり得意ではない場合もあります。
いつも通っている美容室に縮毛矯正のメニューがある場合でも、事前に技術力を調べておくのがおすすめです。
慣れた店舗で施術を受ける方が安心かもしれませんが、もし技術力に不安がある場合は通いなれた美容室以外も選択肢に入れてみてください。
縮毛矯正後にパーマやブリーチをやって失敗!返金ややり直しはできるのか
縮毛矯正後のパーマやブリーチの失敗について詳しく解説します。
そもそも縮毛矯正後にパーマやブリーチはできる?
縮毛矯正後、パーマをあてたりブリーチをしたい人もいると思いますが一定の間隔を空けずに行うのはおすすめできません。
縮毛矯正はとても髪にダメージがかかる施術のため、パーマをかける場合は半年くらい間隔を空けるのがおすすめです。
ブリーチの場合なら最低7日~10日くらい間隔を空けて行いましょう。
また、ブリーチを過去に行ったことがある髪の場合、その上から縮毛矯正をするとかなり高い確率でビビリ毛になります。
ブリーチと縮毛矯正のどちらもしたい時は縮毛矯正を先にするのがおすすめです。
美容室のメニューの中でもブリーチは縮毛矯正の次に髪へのダメージが高い施術です。
ブリーチした髪や縮毛矯正直後の髪の場合、ブリーチや縮毛矯正を重ねて行うのは美容室側から断られることもあります。
縮毛矯正後にブリーチをする場合でも、次の施術までにできる限りヘアケアをして髪の状態を良くしておきましょう。
縮毛矯正直後のブリーチやパーマは自己責任!
縮毛矯正直後のブリーチやパーマは髪に負担がかかりすぎるため、美容室で断られるケースも多いです。
それでも無理やり施術をする場合、クレームや返金対応をしないといった誓約書を書かされることもあります。
それほどリスクの高い施術になるため、どうしても縮毛矯正直後にパーマやブリーチをする際は自己責任だと覚えておきましょう。
また、無理やり施術を行うとビビリ毛になるだけではなく最悪の場合は髪が負担に耐えられずに溶けてしまうこともあります。
せっかくお金を払っても髪が汚くなったら意味がありません。
事前にきちんと考えて判断するようにしてください。
縮毛矯正×カラーも注意が必要!
ブリーチやパーマだけでなく、縮毛矯正後のヘアカラーも注意が必要です。
縮毛矯正直後は髪がダメージを受けた状態というだけでなく、タンパク質の念変性が起こっているためカラー剤が上手く浸透しません。
この状態でヘアカラーをするとムラになりやすく、綺麗に仕上げるのが難しくなります。
そのため、縮毛矯正後はパーマやブリーチと同じように一定の間隔を空けるようにしましょう。
最低でも一週間は間隔を空けてヘアカラーをすると失敗しにくいです。
また、ヘアカラーの後に縮毛矯正をすると色素が髪から流出して色落ちする可能性が高いので先に縮毛矯正をするのがおすすめです。
返金ややり直しは縮毛矯正のみでの対応が大半
縮毛矯正で失敗した場合は美容室に相談すると返金対応をしてくれる場合も多いのですが、ブリーチやパーマを続けて行って失敗した場合は難しいです。
そもそも、縮毛矯正とブリーチやパーマは髪に負担がかかりすぎるため重ねてやるのは断られるケースもあります。
ただし、縮毛矯正とパーマを同時に行えるケースもあるためこの場合は返金ややり直し対応してもらえるかもしれません。
縮毛矯正とパーマを同時に行う場合、同じ熱を利用するデジタルパーマを使用することが多いです。
髪の状態が良くて縮毛矯正履歴がない場合は同時に施術可能なこともあります。
しかし、縮毛矯正履歴のある髪の同時施術は難易度がとても高くなります。
髪が傷んだり、パーマが上手くかからず綺麗にできないため断られるケースも少なくありません。
すでに説明したように、無理に施術を行う場合は誓約書を書かされることもあるため返金対応は難しくなってきます。
失敗すると髪を短く切らなくてはいけなかったり、余計なストレスを感じることになるので無理な施術はしないようにしましょう。
メンズの縮毛矯正で多い失敗例は?どんな髪が失敗しやすい?
メンズの縮毛矯正で多い失敗例について詳しく解説します。
縮毛矯正はメンズにも人気の施術
くせ毛の解消が目的の縮毛矯正は女性だけでなく男性にも人気の施術です。
メンズ縮毛矯正専門店もあり、くせ毛の悩みを抱えた男性に人気があります。
縮毛矯正は髪の長さや髪質によって自然な仕上がりにするポイントが変わってきます。
男性は女性よりも髪が短い人が多いため、縮毛矯正を自然に仕上げるのが少し難しいです。
また、縮毛矯正はかけた部分のみがストレートになるため短髪だとこまめなメンテナンスが必要です。
そもそも縮毛矯正は髪の長さがある程度必要になるのですが、さらに男性の髪は女性よりもボリュームがないことが多いのも施術が難しい要因になっています。
そのため、美容室によっては幅の狭い男性用のヘアアイロンを使用する店舗もあります。
縮毛矯正はだいたい3㎝から5㎝くらいの長さがあればできますが、極端に髪が短いと不自然な仕上がりになる事が多いためおすすめ出来ません。
短髪だけど縮毛矯正をしたい男性は事前にどのような髪型になるのか、美容師さんに相談しておくと安心です。
メンズの縮毛矯正で多い失敗例は?
メンズの縮毛矯正で多い失敗例は次の通りです。
- 髪が短すぎてツンツンしている
- まっすぐすぎて不自然
- ボリュームがなくなりぺったんこ
- 前髪がまっすぐすぎると目立つ
女性よりも髪の短い人が多い男性は上記のような失敗が多くなります。
髪が短すぎるとアイロンをかけるのが難しくなり、縮毛矯正した場所がツンツンと針のようになったりアイロンを挟んだ跡が残ったりすることがあります。
また、髪がまっすぐすぎると髪が短いことが多い男性の場合は不自然に見えやすいのもポイントです。
自然に見えるように丸みをつけながら上手くアイロンをかける必要があります。
もし毛先がまっすぐすぎると感じたらヘアセットの時にアイロンでゆるくカーブをつけてあげると不自然さが緩和できます。
縮毛矯正の失敗で意外と多いのが、ボリュームが落ちすぎてぺったんこになることです。
髪が短いこともあり、根元からまっすぐにし過ぎると髪が不自然にぺったんこになるので注意が必要です。
男性の場合はトップに少しボリュームを作ってあげると、ぺったんこになりにくいので覚えておきましょう。
男性の場合はまっすぐすぎると不自然になりやすいことが多いと説明しましたが、特に難しいのが前髪です。
女性の場合もシャキーンとした不自然にまっすぐになる失敗はあるのですが、髪の短い男性の場合だと全体にまっすぐだと貼り付けたカツラのように見えるので注意が必要です。
前髪は不自然にならない程度に緩めに縮毛矯正をかけてもらうようにしましょう。
また、短い髪は縮毛矯正が伸びてくるとうねりが目立ちやすいのでメンテナンスをこまめにしなければいけないので面倒くさいのがデメリットです。
メンズ歓迎の美容室での縮毛矯正もおすすめ!
メンズ縮毛矯正は女性の縮毛矯正よりも自然にするのが難しいことも多いため、メンズ歓迎の縮毛矯正をしてくれる美容室の利用もおすすめです。
メンズ歓迎の店舗の良いところは、やはり経験値が高いところです。
縮毛矯正は一人一人の髪にあわせて施術を行うことが大切なため、男性の髪を扱うのに慣れている専門店はそれだけで安心感があります。
短い髪に縮毛矯正をするのにも慣れていることが多いため、男性でも不自然な髪型になる確率も低くなります。
また、メンズ歓迎とアピールしていなくても縮毛矯正専門店なら、さまざまなパターンの縮毛矯正に対応できることが多いのでおすすめです。
ただし、専門で縮毛矯正を行っていても経験値が少ないスタッフが施術を行ったり、技術力の低いスタッフのいる店舗だと失敗することもあるので注意しましょう。
メンズ縮毛矯正をする時は特に美容室選びが大切!
縮毛矯正全般に言えますが、メンズ縮毛矯正は特に美容室選びが大切です。
適当な美容室を選ぶと髪の短い男性の縮毛矯正に慣れていないこともあり、不自然な髪型にされてしまう可能性も高くなります。
事前に美容室が男性の縮毛矯正にも対応しているのかを調べておきましょう。
また、メンズ縮毛矯正などのメンズに対応したメニューがあったり、ホームページなどに美容室や男性に縮毛矯正を行った画像が掲載されている店舗もおすすめです。
できるだけ男性への縮毛矯正に慣れている美容室を選ぶようにすると失敗しにくいです。
最後に:縮毛矯正を失敗された時は早めに対処しましょう
縮毛矯正はすぐに失敗に気づけないこともあり、お直しや返金などの対応をしない人も中にはいます。
しかし、失敗に気づいたら出来る限り早めに対処しないとさらに髪の状態が悪くなることもあります。
もし、縮毛矯正後すぐに失敗に気づけなかった場合でも気づいた時点で施術を受けた美容室に連絡するのがおすすめです。
美容室と相談して返金対応も含めて今後の対処を決めましょう。
また、縮毛矯正に失敗した時は冷静に対処することも大切です。
どの程度失敗したのか、どんな失敗をしているのかを判断して早めの対処を心がけましょう。
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