縮れや強いクセ毛でも、ストレートにすることが出来る事から人気の高い施術が、縮毛矯正ですよね。
しかし、高い技術が必要な施術だからこそ、失敗してしまった…と言うケースも稀にあるのです。
「チリチリのビビリ毛になってしまった。」
「髪の毛がブチッと切れてしまった!」
「根元が角ばって折れてしまった。」
なんて話を聞いたことのある人もいるのではないでしょうか?
今回は、いくつかの失敗例の中から根元が折れてしまう「根元折れ」について原因やその後の対処法を解説していきます。
縮毛矯正で根元折れ。。その原因と直し方を解説!
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根元折れとは、髪の根元部分が角ばって(パキッと)折れ、跡が付いてしまった状態のことを指します。
では、なぜこのようなトラブルが起きてしまうのでしょうか?
縮毛矯正による「根元折れ」の原因
根元折れが起きてしまう原因は、大きく2つあります。
2.アイロンを入れる時の角度が間違っていた
縮毛矯正で薬剤を塗布する際は、頭皮から1cm程度離すのですが、しっかり癖を伸ばそうと思って頭皮付近から薬剤をつけてしまうと、根元折れを起こす原因となってしまいます。
また、本来アイロン操作をする時は頭皮に対して90度くらいで入れるのが基本です。しかし、ボリュームを抑えようとして角度を落とし過ぎてしまうと、その部分にアイロンの跡がついてしまい、根元が折れてしまうのです。
「根元折れ」は直せる?
見た目も悪く、髪の毛にも良くない根元折れは直せるのでしょうか?
ただひとつの改善策は、「再び縮毛矯正をかけ直す」ということです。
しかし、根元折れを引き起こした直後はまだ髪の毛が伸びきっていないため、すぐに縮毛矯正をかけ直すことが難しくなっています。
そこで、どのくらい経ったら修正できるようになるのかを説明していきます!
放置はNG!縮毛矯正の根元折れは何ヶ月後に修正する?
- 折れてしまってる部分から断毛してしまう。
- 髪が伸びると、広がる・まとまらない・根元がもさっとする。
といったケースが起きてしまう可能性があるので、適切に対処するようにしましょう!
では、縮毛矯正の何か月後に修正をするのが良いかと言うと、
最低でも1か月~2か月は間を置くようにしましょう。
これは、薬剤が再び根元についてしまったり、アイロンがうまく入らなかったりして、悪化してしまう可能性があるからです。
縮毛矯正の失敗を完全に直すまでどのくらいかかる?
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縮毛矯正での失敗は、もう一度かけ直すことで、見た目はある程度直すことが出来ます。
つまり、根元折れの場合、再度アイロンを入れられるようになる1か月~2か月後に修正してもらえば、直ります。
しかし、修正で直ったように見える髪の毛でも、一度根元折れを起こして傷んでしまっている状態が元に戻るのには、長い時間が掛かってしまいます。
ですので、髪が伸び切って根元が折れしてしまった箇所をカットするまでの間は、
- シャンプーやタオルドライで刺激を与え過ぎない。
- ヘアトリートメントを入念にする。
- 熱風のドライヤーに注意をする。
といったことをいつも以上に心掛けるようにしましょう。
根元折れしたとき、縮毛矯正の料金は返金はしてもらえるのか
美容師側のミスで縮毛矯正に失敗した場合、基本的にどの美容院でも返金に応じてくれる場合がほとんどです。
根元折れは、修正ができるようになるまでには1~2か月間を空ける必要がありますが、施術の失敗に気が付いた時点で、すぐに美容院や担当の美容師に連絡し正直に髪の状態を説明しましょう。
その時に、今後の対応について話し合ってみましょう。
中には、直して改善できる場合はお直しをすることで返金には応じないという美容院もあるかもしれません。本当は返金して欲しいのに、と思った場合は、自分の考えを正直に丁寧に伝え、誠意のある対応をお願いして下さい。
これで根元折れしない!縮毛矯正で失敗しない美容師さんの選び方!
・美容師さんの施術実績を確認して慣れている人にお願いしましょう。
・マンツーマン、お客様の同時施術掛け持ちなしでやってくれる美容師さんを指名しましょう。
もし、直接聞きにくい場合などは、事前にお店のHPからメールで問い合わせてみるのも良いでしょう。
縮毛矯正は、クセ毛などで悩む女性にとっては理想のヘアスタイルに近づくことのできる施術です。しかし、ハイダメージなことや、施術に高度な技術が必要な点など、気を付けなければいけないポイントもあります。
だからこそ、失敗しないためにも縮毛矯正に慣れた美容師さんが在籍しているかどうかをチェックする、事前のカウンセリングで心配なことは全て伝えておくなど、しっかりと準備をしておきましょう。
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