髪の毛をストレートにすることのできる縮毛矯正。
デリケートな施術なだけに、その後のお風呂・シャンプーに関して
「どうしたら良いの?」と悩むところも多いかもしれませんね。
今回は、そんなお風呂に関する縮毛矯正の疑問を解消していきます!
縮毛矯正とは
縮毛矯正とは、縮れたくせ毛や天然パーマを直毛にする技術。
うねってしまったり、ボリューミーなヘアを落ち着かせるために
多くのくせ毛の方が縮毛矯正の施術を受けています。
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縮毛矯正の仕組みや種類をもっと知りたい方はこちら!
[保存版]「縮毛矯正」の種類・薬剤をくせ毛の悩み別に徹底解説!最近流行りの髪質改善との違いもご紹介!
縮毛矯正とストレートパーマの違い
ストレートパーマも、髪のクセをとってくれる施術。
どちらも髪内部のタンパク質の結び付きを整えてくれます。
しかし、ストレートパーマとは元々パーマのかかったヘアーを
元に戻すためのものであり、くせ毛の方用ではありません。
また、縮毛矯正とストレートパーマの違いはその施術の流れにあります。
ストレートパーマは、薬剤のみを用いてストレートヘアにしますが、
縮毛矯正は薬剤を塗布する合間にストレートアイロンを用います。
また、ストレートパーマのもちは2~3ヶ月ほど、
縮毛矯正は半永久的に効果が持続するので、
くせ毛の方は縮毛矯正をかけるようにしましょう!
他にも、縮毛矯正とストレートパーマの違いを詳しく解説しています。
[完全保存版]知らなきゃ損!縮毛矯正とストレートパーマの違いとは?長持ちさせる秘訣まで!
縮毛矯正後、お風呂はいつから?何時間後がOK?
縮毛矯正の施術を行った後、お風呂でシャンプーをするのは
24時間後がベストだと言われています。
縮毛矯正の施術の手順は、
1.シャンプーを行う
2.一つ目の薬剤(1剤)を塗布する
3.ヘアアイロンでしっかりと伸ばす
4.二つ目の薬剤(2剤)を塗布する
5.トリートメント・ブローを行う
というものになっています。
縮毛矯正の仕組みとしては、まず1剤で髪内部の結合を解き、
ヘアアイロンでしっかりと配列して、2剤で結びつけることにより、
チグハグだった内部結合を整頓させることでストレートにしています。
この2剤ですが、すぐ効果を発揮するわけではなく、時間経過とともに
徐々に結びついていきます。
そして、この時間経過にかかる時間が、およそ「24時間」。
つまり、施術後24時間以内は髪が非常に不安定な状態になります。
この期間にシャンプーを行うことは、髪に刺激を与えてしまうため
オススメすることができないんです!
つまり、施術後24時間以内にシャンプーをする必要がなくなるよう、
逆算してスケジュール計画を立てる必要があります。
例えば、臭いの付きやすい居酒屋・焼肉屋に行くことや
ジム等で運動することにより、汗をかく事は出来るだけ避けるのがオススメです。
当日や次の日の朝は避けるが吉!
最近は薬剤の改良が進んで縮毛矯正剤の説明書きには
即日シャンプーをしても大丈夫という記載がある場合が多くあります。
ただし、そのように即日シャンプーをしてしまう事で縮毛矯正が取れてしまう、
うねりが出てきてしまうなんていう可能性もあります。
そのため、出来るだけ当日のシャンプーは避けるのが良いでしょう。
就寝後、次の日の朝なら良いのでは?という考えの方もいるでしょう。
しかし、施術から24時間経ってからのシャンプーが理想的であるため、
朝に施術を行った場合以外は、24時間我慢するのがオススメです。
スタイリング剤が付いたまま寝なきゃいけないの?
施術を終えた後にワックスをつけるなんて場合もありますよね。
その場合でも、当日のシャンプーは控えるべきです。
ただ、ワックスをつけたまま寝る事は抵抗感がある人も多いかと思います。
そのため事前に、当日のスタイリング剤は避けたほうが良いでしょう。
止むを得ずスタイリング剤を使いたいという場合は、セット力は劣りますが
ヘアミルク等のようなスタイリング剤を使うことによって不快感が軽減できます。
縮毛矯正2日後にシャンプーを行うのは?
縮毛矯正後の髪の毛の化学反応は24時間ほどで完了します。
それ以上の間シャンプーを我慢しても、縮毛矯正の持ちが長くなるわけではありません。
そのため、頭皮環境のためにも翌日の夜にはシャンプーをすることをオススメします。
縮毛矯正後のお風呂の入り方
では、縮毛矯正後はどのようにお風呂に入るべきか説明しましょう。
縮毛矯正当日の注意点
縮毛矯正当日は、髪の毛を洗わないほうが良いとお伝えしましたね。
そのため、お風呂に入る際は髪をアップスタイルにして
生え際ギリギリにシャワーキャップをかぶるのがオススメ。
シャワーキャップが髪が濡れるのを防いでくれます。
ただ、顔を洗っていて濡れてしまった、誤ってシャンプーをしてしまったなんて場合は
濡れたまま放置せず、すぐに乾かすようにしましょう。
髪の結合は濡れると切れて、乾くと結合します。
そのため、乾いた際にストレートの状態になっていないとクセがついてしまいます。
ドライヤーの温風である乾かし、真っ直ぐにブローするようにしてください。
ストレートアイロンを使う必要はありません。
また、髪を乾かした後は髪を結ぶなど、クセがつく行為はやめましょう。
汗を大量にかいたときの対処法
最善は24時間以内は髪を洗わない。
これが大前提です。
しかし、夏に縮毛矯正の施術を行った際、
美容室からの帰り道で汗を大量にかいてしまったなどがあるかもしれません。
そのようなやむを得ない理由がある場合は、
シャンプーなしのお湯シャン・水洗いですすぐだけなら、、
お勧めはしませんが、やっていただいても大丈夫です。
なるべく刺激にならないように優しく扱ってくださいね。
洗い終わったらすぐにドライヤーで乾かすようにしましょう。
縮毛矯正をした髪をシャンプーする際の注意点
縮毛矯正後、当日のお風呂について説明したので、
次は当日以降の入り方についてご説明します。
シャンプーの洗浄成分に気を付ける
縮毛矯正の施術を行うと、
髪の毛は薬剤によって本来の弱酸性からアルカリ性に傾きます。
その髪の毛を弱酸性に戻すため、
弱酸性の洗浄成分が使われたシャンプーを使用しましょう。
施術後一週間、弱酸性のシャンプーを使うことによって、
髪の毛のphも安定してきます。
弱酸性のシャンプーで代表的なのは、アミノ酸系とベタイン系。
洗浄力が特に弱いが、泡立ちにくい
ココイルグルタミン酸Na・ココイルグルタミン酸TEA・ラウロイルグルタミン酸Na
比較的泡立ちやすい
ラウロイルアラニンNa・ココイルメチルアラニンNa・ココイルアラニンTEA
ラウロイルサルコシンNa・ココイルサルコシンNa
ラウラミドプロピルベタイン・ココアンホ酢酸Na・コカミドプロピルベタイン
上記の表示が書いてあるシャンプーがおすすめ。
ただ、皮膚に残りやすい成分なので、洗い流すときはしっかりと行うこと。
頭皮に残ったままだと炎症の原因になってしまいます。
シャンプーやトリートメントの仕方も丁寧に
縮毛矯正の施術を行ったあとの髪の毛は、
摩擦などの刺激に弱い状態です。
シャンプーでも髪同士を擦るなどはせずに、
良く泡立ててから頭皮を揉み込むように洗いましょう。
また、シャンプー後のリンス・トリートメントは
髪の毛の中間から毛先につけた後、粗めのクシで梳かすようにしましょう。
髪全体に浸透し、手触りも良くなります!
お風呂でシャンプーを行ったら縮毛矯正が取れてしまった場合
もしも、縮毛矯正後に行ったシャンプーで縮毛矯正が取れてしまった、
うねりが戻ってしまったという場合は、かけ直しをする必要があります。
すぐに施術してもらった美容院に連絡をして、お直しの相談をしてください。
これは、自然な縮毛矯正を狙って弱めの薬剤を使用した場合や、
美容師さんのミスでかかりが甘い場合、
施術後24時間以内のシャンプーによる場合に起こり得ます。
お直しは、通常の縮毛矯正を掛け直してうねりなどを取っていくのが基本です。
意図的に弱めの薬剤で縮毛矯正を行ったわけではない時は、
基本的には美容師さん側のミスが原因ですので、
担当の美容院・美容師さんには誠意ある対応をお願いしましょう。
縮毛矯正後の髪へ お風呂上がりのケア方法
最後に、お風呂上がりの際のヘアケアの方法や、
気をつけるべきことをご説明します!
縮毛矯正は美容室の中でもダメージが大きい施術。
普段からダメージをケアする必要があります。
ドライヤー前にクシで梳かす
綺麗でツヤのある髪を作るには、髪が濡れたままクシでとかしましょう。
やりすぎると髪を傷めてしまうので注意。
トリートメントを使う際は、クシでとかしながら付けると行き渡ります。
しっかりと髪を乾かしてから寝る
濡れた状態の髪の毛はキューティクルが開いた状態なので、
そのまま寝ると、枕などとの摩擦で髪がダメージを受けてしまいます。
そのため、髪の毛はしっかりと乾かしてから寝るようにしてください。
ドライヤーの手順
髪の毛がビチョビチョに濡れた状態だと、乾くまで時間がかかりますので、
まずはタオルドライをして、髪の毛の水分を拭き取ります。
その後、アウトバストリートメントを髪の毛につけるようにしましょう。
トリートメントが髪を補修し、ドライヤーの熱からも守ってくれます。
隅々まで浸透させるため、クシで行き渡らせるのがオススメ。
また、ヘアオイルはドライヤーの熱から髪を守ってくれる働きがあります。
髪にトリートメントをつけたら、ドライヤーで満遍なく乾かしましょう。
最初は根元を強風で乾かします。
大体乾いたなと思ったら、毛先を弱風で乾かしましょう。
仕上げは冷風。キューティクルを引き締めてツヤを出します。
また、ドライヤーの熱によるダメージを緩和させてくれます。
①タオルドライ→②強風で根元→③弱風で毛先→④冷風で仕上げ
こちらの手順に沿って、綺麗な髪の毛をゲットしちゃいましょう!
数日間は髪を結んだりしない
縮毛矯正後はクセがつきやすくなっています。
そのため、2・3日間は帽子・ゴム・ピンなどで
髪の毛を固定しないようにしましょう。
まとめ:縮毛矯正の後、お風呂の入り方には気をつけて
せっかくの縮毛矯正。
時間もお金もかかる施術ですので、仕上がりは長持ちさせたいですよね。
そのためにもまずはお風呂を1日我慢することが大事。
縮毛矯正後は髪の毛をいたわって、
サラサラのストレートヘアを維持できるように気をつけましょう!
TUYAKAMIでは、縮毛矯正がおすすめな美容室についてもご紹介しています!
全国のエリアごとにまとめていますので、今回の記事とあわせてご覧ください♪
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【関東】
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【九州・沖縄】
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