サロンシャンプーと市販シャンプー。
なんとなく値段も高いし、美容室で売ってるし、サロンシャンプーって良さそう。
そう思っている方も多いんじゃないでしょうか？
今回はそんなサロンシャンプーを市販シャンプーと比べ、
その違いについて解説していきます！
サロンシャンプーとは
サロンシャンプーとは、価格よりも品質を重視し、
美容室やコスメ専門店などで購入できるシャンプーのこと。
髪や肌への負担を抑え、美容室での施術を終えたヘアスタイルを
長く楽しめるような作りになっています。
美容室などでは髪質やダメージ具合を見極め、
なりたい髪のイメージに合わせて選定してくれます。
サロンシャンプーの特徴
- カラー・パーマの持ちを良くする
- 次回のカラー・パーマの邪魔をしない
- 髪や肌にやさしい成分が配合され、ダメージを進行させない
- 髪や肌にやさしい適度な泡立ち
このように、サロンシャンプーの目的は
「高品質で髪や頭皮にやさしいシャンプー」であること。
カラーやパーマの長持ち、ダメージケアや癖っ毛のケアなど、
特定の髪質や悩みのケアに特化している商品が多いのがサロンシャンプー。
そのため、一般の市場では流通しておらず
美容院などでカウンセリングを受けてから購入することが推奨されています。
市販シャンプーとは
市販シャンプーとは、美容室などでは販売されず
その他ドラッグストア等で販売されているシャンプーのこと。
どんな髪の状態や髪質でも、平均的な仕上がりになるように作られており、
「使い心地の良さ」と「イメージの良さ」を重視しているため
泡立ちや香り、容器にこだわっている商品が多いです。
また、一回の仕様でもそれらのこだわりがわかりやすいことが求められています。
市販シャンプーは美容室を除く、その他のドラックストアなどで販売されているものシャンプーです。
市販シャンプーの特徴
- 簡単に泡が立ち、指通りも良い
- 香りが良い
- 容器やパッケージが良い
- 値段がやすい
- 消費者に良いイメージを持ってもらえる商品
このように、市販シャンプーの目的は
「より多くの人に使ってもらえるシャンプー」であること。
そのため、万人受けをするシャンプーであることが重視されます。
その反面、特に特徴や強みがありません。
そのため市販シャンプーはテレビCMなどの広告活動に力を入れているんです。
サロンシャンプーと市販シャンプーの違いとは？
| サロンシャンプー | 市販シャンプー | |
|---|---|---|
| 価格 | 高い | 安い |
| 内容成分 | 高品質で濃い | 肌トラブルが起きる場合も |
| 種類の多さ | 少ない | 多い |
| 認知度 | 低い | 高い |
| 購入場所 | 少なめ | 豊富 |
サロンシャンプーと市販シャンプーの違いはいくつか挙げられます。
これをもとに、それぞれのメリットやデメリットについても見ていきましょう。
サロンシャンプーのメリット・デメリット
ではサロンシャンプーのメリットとデメリットをみていきましょう。
サロンシャンプーのメリット
低刺激で肌・髪への負担が少ない
サロンシャンプーのメインの洗浄成分はアミノ酸系やベタイン系。
これらは頭皮や髪への刺激が少ないという特徴があります。
地肌が敏感だったり、髪のダメージが大きい人には持ってこいです。
また、シャンプーという行為には脱脂力の高さや摩擦から髪の傷みを
増幅してしまいますが、それを出来るだけ抑える成分配合になっています。
髪質にこだわっている
サロンシャンプーは、それぞれの悩み毎に最適なシャンプーが存在します。
髪の硬さ、カラー、傷み、エイジングなどそれぞれの悩みに適切な
種類分けがなされており、ぴったりのシャンプーを見つけやすくなっています。
カラーやパーマの持ちが良くなる
洗浄力がマイルドなサロンシャンプーは、弱酸性で髪がアルカリ性に傾きにくいので
カラーやパーマの長持ちにもつながります。
髪をベタつかせる成分が少ない
市販シャンプーは、初回の使用感で勝負をするために手触りを良くするため
油分系の成分が多く配合される傾向にあります。
しかし、それによって髪がベタついてしまう場合も。
サロンシャンプーはそのような勝負が必要ないため、
配合量も少なく仕上がっています。
サロンシャンプーのデメリット
価格が高い
サロンシャンプーの圧倒的なデメリットは価格の高さ。
高品質に仕上がっており、その分原価も高いため必然的に
サロンシャンプーを購入するには市販よりも値段が張ってしまいます。
しかし、もしもそのサロンシャンプーが自分に合わない商品だった場合は
だいぶ手痛い出費になってしまいますね。
ダメージが大きすぎるヘアには無意味
せっかく高品質で値段も高いサロンシャンプーを購入しても、
パサパサに乾燥し過ぎてしまうほど傷んだ髪には効きません。
ダメージが大きすぎる髪にはシャンプーだけのアプローチでは不十分。
他の方法を探す必要があります。
カウンセリング無しだと痛い目を見ることも
それぞれのサロンシャンプーの特性を知らないと大失敗をする可能性があります。
例えば保湿力が高いシャンプーを軟毛の方が使うとベタベタになったり、
ボリュームアップに長けたシャンプーを剛毛の方が使うと髪が爆発してしまったり。
ネットで買えるサロンシャンプーもありますが、
やはり美容室でのカウンセリングを受けてから購入するのが推奨されます。
市販シャンプーのメリット・デメリット
続いて、市販シャンプーのメリットとデメリットをご説明しましょう。
市販シャンプーのメリット
気軽に手に入れられる
市販シャンプーの最大のメリットは手に入れやすさ。
お手頃な価格設定で、スーパー・ドラッグストアなどどこでも買える。
その利便性という最大の魅力を持っています。
もしシャンプーが髪や地肌に合わなくても買い替えるのが億劫になりませんね。
パッケージや香りが魅力的
市販シャンプーのパッケージや香りは市場調査を経て、より多くの人が好むように
作られているのでそこに魅力を感じる人も少なくありません。
種類が豊富
市販シャンプーは様々な種類が流通していますが、選ぶ楽しみも味わえます。
髪や地肌に悩みがない方は一本毎に種類を変えていろいろなメーカーを楽しめます。
市販シャンプーのデメリット
髪への負担がかかってしまう
市販シャンプーの多くは高級アルコール系の洗浄成分を使っています。
これは、一般的に刺激や洗浄力が高い成分ですので、
髪に負担がかかりやすいというデメリットがあります。
また、市販シャンプーは髪の補修成分は含まれていません。
髪を綺麗に見せることのできるコンディショニング成分の効果で
一時的に綺麗に見せかけているだけで根本的なケアは行えません。
髪の傷みがいつの間にか相当進んでしまっていても、
そのコーティング効果で気付かないこともしばしば。
そのままカラーやパーマを重ねると、
取り返しのつかないほどボロボロになってしまう場合も。
香料によるトラブルが起こりやすい
万人受けする香りを取り入れている市販シャンプー。
しかし、その香料が肌トラブルの原因となっていることが多いんです。
パーマやカラーが入りにくくなる場合も
シャンプーに含まれたコーティング成分によって、
カラーやパーマを妨げる原因になる場合があります。
特に白髪染めは染まりにくくなるので気をつけましょう。
髪に蓄積しやすいタイプのものが沢山配合されたシャンプーはカラーに、
石鹸シャンプーはパーマに不向きなので注意が必要です。
サロンシャンプーと市販シャンプー、おすすめはどっち？
市販シャンプーと比べると、サロンシャンプーの方が、髪や頭皮への負担も少なく
ダメージやヘアスタイルの持ちに適したシャンプーに作られています。
そのため、長く使い続けることを考えるとサロンシャンプーはおすすめです。
ただ、
- ヘアカラーなどはほとんどしない
- シャンプーはコスパ重視
- 髪にも頭皮にも大きな悩みがない
- 髪も頭皮も現状維持でOK
と考えている人は、市販シャンプーでも十分OK！
ヘアダメージや悩みを抱えている方は、市販シャンプーを使っていると
後々他のヘアケアでお金がかかる場合もあるのでサロンシャンプーがおすすめだと言えます。
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